室内ドアの選び方を解説!
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廊下とリビングの間やクローゼットなどに取り付ける「室内ドア」。
室内ドアにはいくつか種類があるため、どういったドアを設置するか悩みますよね。
今回は室内ドアの種類やそれぞれに適した設置場所を解説するとともに、
素材や色、デザインから室内ドアを選ぶポイントをご紹介します。
室内ドア選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてください☺
目次
室内ドアの種類からチェック!
室内ドアは「建具」に該当します。
建具とは、空間を区切る開閉のできるもののこと。
ドアだけでなく室内窓も建具に該当します。
室内ドアは機能的な役割の他に、インテリアとしての役割もあります。
壁や床、家具だけでなく、ドアのデザインにもこだわれば、室内空間をさらに素敵に演出できますよ。
室内ドアの種類には、主に「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3つがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
開き戸
開き戸タイプの室内ドアは、1番オーソドックスな前後に開閉するタイプのドアです。
一般的には、片側に設置されているドアノブを回して開閉する「片開き」タイプの開き戸がよく見られます。
扉2枚の真ん中にドアノブや取っ手が設置されている「両開き」タイプの開き戸もあります。
スライド式の引き戸のようにドア自体を収納するスペースが必要なく、
他のタイプに比べて、比較的気密性が高いのがメリットです。
デメリットは前後どちらかのスペースが必要になることや、
大きな物を通す場合にドアが邪魔になる可能性があること、車椅子の人やお年寄り、
小さな子どもには開けづらいという点でしょう。
引き戸
引き戸タイプの室内ドアは、扉を横にスライドさせて開閉するタイプのドアです。
「戸袋」と呼ばれるドアを収納するスペースが必要になります。
レールなどを設置してスムーズに開閉できるようにするのが一般的です。
ドアの可動域が少ないため前後スペースを大きく取る必要がなく、開けっ放しの際にもスッキリ見えるのと、
車椅子の人や力が弱い人でも開けやすいというメリットがあります。
ドアの横側に戸袋のスペースが必要であったり、開き戸と比べて気密性や防音性が低い点はデメリットです。
折れ戸
折れ戸は、2枚以上つながったドアを折りたたむ形で開くタイプのドアで「折り戸」とも呼ばれます。
引き戸と同じく開閉しやすく、開けっ放しにしていても邪魔になりません。
折りたたみ式のドアを用意したり、レールを設置したりする必要があることから、
他のタイプよりも比較的コストがかかってしまうことはデメリットといえます。
室内ドアの選び方のポイントを解説!
室内ドアは大きく分けて3種類ありますが、
設置場所にぴったりな室内ドアを選ぶためには何に注目すれば良いのでしょうか。
機能面やインテリア面の観点から、室内ドアの選び方のポイントをご紹介します。
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設置場所に合ったタイプを選ぶ
まずは、設置場所に合った室内ドアの種類を選びましょう。
開き戸タイプ・引き戸タイプ・折れ戸タイプの3種類それぞれに特性があり、適した役割を持っています。
開き戸が合う場所
リビングでは冷暖房の空気が逃げにくいよう、気密性の高い開き戸タイプがおすすめです。
他にも開き戸の防音性を活かし、音が気になりがちな子ども部屋や楽器を練習する部屋、
トイレなどに採用すると良いでしょう。
引き戸が合う場所
脱衣所は前後方向に物を置く場所を確保しやすく、かつ風呂場の湿気を逃がしやすい引き戸タイプがおすすめです。
また、引き戸は車椅子や力の弱い人に開けやすいタイプであることから、バリアフリー住宅にも適しています。
折れ戸が合う場所
解放感のある空間にしたい部屋や、収納スペースには、開口部を広く取れる折れ戸タイプの室内ドアがおすすめです。
扉の収納場所が確保しにくい場合には、折れ戸タイプを選ぶのが良いでしょう。
素材で選ぶ
室内ドアの素材には、木や金属、樹脂シートを使ったものなどさまざまなものがあります。
使用目的や部屋の雰囲気に合わせ、室内ドアの素材を選びましょう。
木製
木製の室内ドアは和室・洋室どちらにも合いやすく、温かみがある雰囲気にしたい場合におすすめです。
木製のドアには天然木を使用したタイプとベニヤ板などに木目調のシートを貼った化粧合板のタイプがあります。
天然木を使用したタイプは重厚感があり、年数を重ねる毎に風合いが出るため、
ついてしまった傷や汚れも年々味として愛着がわいてくるでしょう。
対して化粧合板のタイプは、比較的安価で色のバリエーションが多いことが特徴です。
また、化粧合板は樹脂製で汚れや傷に強い加工がされているものもあるため、
小さな子どもやペットのいる家庭で汚れが気になるという方に向いています。
金属製
ドアを重たくして気密性を高めたい時、部屋をスタイリッシュにしたい時などには、金属製のドアがおすすめです。
金属製のドアは防火性が高く汚れにも強いため、台所に適しています。
ただし、断熱性がないためリビングなど冷暖房を頻繁につける場所にはあまり向いていません。
ガラス製
枠にガラスをはめ込んだ室内ドアもおすすめです。
ガラス製の室内ドア最大のメリットは、光を室内に取り込めること。
空間を区切りつつ光を取り込むため、窓の無い部屋や廊下に設置するのも良いでしょう。
プライバシー保護の観点で不安があるかもしれませんが、多くの場合、ガラス製の室内ドアには磨りガラスが使われています。
すりガラス製にすることでプライバシーを守りつつ、光を取り入れられる室内ドアになります。
もしくは木製ドアでガラス窓がついたものを選ぶのも良いですね!
色で選ぶ
インテリアの一環として室内ドアを選ぶ場合、色も重要なポイントです。
部屋の雰囲気にあった色の室内ドアを設置することで、統一感のあるおしゃれな空間を目指しましょう。
もっともシンプルに統一感を出す方法は、床の色と同じ色を選ぶことです。
フローリングが明るい色の場合、同じ明るいトーンの木目調ドアにすれば部屋が広く見える効果も期待できます。
また、家具の色に合わせるのもおすすめです。
部屋全体に統一感を持たせることで簡単にスタイリッシュな空間が実現します。
部屋全体の色は、3色に統一すると部屋がすっきりと見えます。
3色は、壁や床などの「ベースカラー」、大き目の家具などの「メインカラー」、
小物などの「アクセントカラー」でそれぞれ70%・25%・5%の割合にするのが理想的です。
室内ドアの色は「ベースカラー」もしくは「メインカラー」から選ぶのが良いでしょう。
デザインで選ぶ
シンプルなものからデコラティブなものまで、お気に入りのデザインで室内ドアを選ぶのもおすすめです。
室内ドアのデザインを変えるだけでガラッと部屋の雰囲気が変わりますよ。
取っ手や蝶番のデザインにこだわるだけでも、理想の室内ドアに近づけます。
メーカーによってさまざまなデザインを用意しているので、お気に入りのドアを探してみましょう。
なかなか好みの室内ドアが見つからない!自分で選ぶのは難しい!という人は、
ぜひハウスウィンドウに相談してください。
ナチュラルアンティークな空間や、シャープなアウトドアテイストな雰囲気など、
理想に合った室内ドアを提案させていただきます。
まとめ
●室内ドアは空間を仕切る「建具」に該当し、主に「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3つのタイプがあります。
「開き戸」は前後に開閉し、気密性が高いタイプ。
「引き戸」は横にスライドして開けるタイプ。
「折れ戸」はドアを折り曲げて開けるタイプのドアです。
●室内ドアは、まずは設置場所に合ったタイプのものを選びましょう。
そして木製や金属製、ガラス製などそれぞれの特性を見て用途に合ったものを選ぶのがポイントです。
色は床など部屋の大半を占める色、もしくは家具などの色に合わせて選ぶのがおすすめ。
デザインもさまざまなものがあるので、気に入ったものを探してみてくださいね。
家づくりに関するアドバイスやご提案をしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました🌻
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