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スタッフブログ

毎日利用する戸建て住宅ならではの階段リフォーム良いところ・悪いところ

こんにちは☀京都市・伏見区でリフォーム、リノベーションをお考えの方はハウスウィンドウへお気軽にご連絡ください☎

 

涼しくなってきて過ごしやすくなってきましたね☺

今回の記事では戸建て住宅にはある毎日欠かさず利用する【階段リフォーム】についてお話したいと思います。

 

①まずは現状把握!自宅の階段、本当に安全?簡単セルフチェックリスト

リフォームを具体的に考える前に、まずはご自宅の階段の現状を客観的に把握することが大切です。

以下のリストで、当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

一つでも当てはまれば、リフォームを検討するサインかもしれません。

 

・手すりが片側にしかない、または全くない
・手すりがグラグラする、または高さが合わないと感じる
・階段の勾配が急で、昇り降りに息が切れる
・踏み板(足を乗せる面)が狭く、足を踏み外しそうになる
・フローリングが滑りやすく、ヒヤッとした経験がある
・階段全体が暗く、特に夜間は足元が見えにくい
・昇り降りする際に、ギシギシときしみ音がする
・小さな子どもや高齢の家族がいる

 

②階段リフォームで暮らしはどう変わる?メリット・デメリットを徹底比較

階段リフォームには、暮らしを大きく向上させるメリットがある一方で、事前に知っておくべきデメリットも存在します。

ここでは、両方の側面を包み隠さず解説します。リフォーム後の生活を具体的にイメージしながら、

ご自身の家族にとって何が重要か考えてみましょう。

2-1. メリット:毎日の安心と快適、住まいの価値も向上

階段リフォームがもたらすメリットは、単に見た目が新しくなるだけではありません。

家族の安全と快適な暮らしに直結する、多くの利点があります。

 

⚫︎安全性の向上

手すりの設置や滑りにくい床材への変更は、転倒リスクを劇的に軽減します。特に高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、何よりも大きなメリットです。踏み板の先端とそれ以外の部分の色を変える(コントラストカラー)だけでも、段差の視認性が高まり、安全性が向上します。

⚫︎バリアフリー化

階段の勾配を緩やかにしたり、必要に応じて階段昇降機を設置したりすることで、高齢者や身体が不自由な方でも安心して上下階を移動できるようになります。

⚫︎デザイン性の向上

古くて暗い印象の階段を、スケルトン階段やおしゃれな素材に変えるだけで、家全体の雰囲気が明るくモダンに生まれ変わります。住まいの第一印象を左右するインテリアの主役にもなり得ます。

⚫︎収納スペースの確保

階段下のデッドスペースを有効活用し、収納棚やクローゼット、書斎などを設けることができます。

空間を有効に使い、家全体をすっきりと見せられます。

⚫︎資産価値の向上

安全性やデザイン性が向上した住宅は、当然ながら資産価値も高まります。将来、売却や賃貸を考える際にも有利に働く可能性があります。

⚫︎快適性の向上

勾配が緩やかになり、踏み板の幅が広くなることで、毎日の昇り降りの身体的な負担が軽くなります。荷物を持っての上り下りも楽になるでしょう。

2-2. デメリット:知っておきたい費用や注意点と、その対策

メリットの多い階段リフォームですが、計画を進める上では注意すべき点もあります。

事前に対策を知っておくことで、後悔のないリフォームを実現できます。

 

⚫︎高額になりがちな費用

リフォーム内容、特に階段の架け替えや位置変更は、構造に関わるため費用が高くなる傾向があります。

<対策>
複数のリフォーム会社から見積もりを取り、内容と費用を比較検討することが重要です。また、後述する補助金制度の活用も検討しましょう。

 

⚫︎工事期間中の生活への影響

大規模な工事になると、数週間かかることもあります。その間、階段が使えなくなり、生活に支障が出る可能性があります。

<対策>事前にリフォーム会社と工期や工事中の生活動線についてしっかり打ち合わせを行い、必要であれば仮設階段の設置などを相談しましょう。

 

⚫︎建築基準法の制約

階段の幅や高さ、勾配には法律で定められた基準があります。安易なDIYや知識のない業者に依頼すると、基準を満たさない違法建築になる恐れがあります。

<対策>
必ず建築士などの資格を持つ、信頼できる専門業者に相談・依頼することが不可欠です。

 

⚫︎騒音・振動

解体作業などを伴う工事では、騒音や振動が発生します。

<対策>工事を始める前に、リフォーム会社と一緒に近隣住民へ挨拶回りをして、工事期間や内容について説明しておくと、トラブルを未然に防げます。

 

⚫︎冷暖房効率の低下

スケルトン階段など開放的なデザインの階段は、1階と2階の空気が一体化するため、冷暖房が効きにくくなることがあります。

<対策>住宅全体の断熱性能を高める、シーリングファンを設置して空気を循環させる、階段の出入り口にロールスクリーンや扉を設けるなどの工夫で対策できます。

 

③【工事内容別】階段リフォームの種類と費用相場|いくらで何ができる?

 

「結局、うちの場合はいくらかかるの?」という疑問は、リフォームを考える上で最も気になるところでしょう。

ここでは、代表的なリフォームを工事の規模や目的別に分類し、それぞれの費用相場と工期の目安を解説します。

ご自身の予算や希望に合わせて、最適なリフォームの形を見つけてください。

3-1. 【費用:3万円~】手すりの設置・滑り止め対策

最も手軽に、そして効果的に安全性を高められるリフォームです。

費用相場: 3万円~15万円程度
工期目安: 半日~1日

壁に後付けで手すりを設置する工事が一般的です。手すりの素材や長さによって費用は変動します。

また、既存の床材の上に滑り止めシートを貼ったり、溝加工を施したり、滑り止め効果のある塗料を塗ったりする対策も有効です。

これらの工事は、介護保険の住宅改修費支給の対象となる場合が多く、費用負担を大きく軽減できる可能性があります。

3-2. 【費用:15万円~】カバー工法で見た目を一新

既存の階段はそのままに、見た目だけを新しくしたい場合におすすめの方法です。

費用相場: 15万円~30万円程度
工期目安: 1日~3日

現在の階段の上から、新しい木質系のシートや床材を貼り重ねる「カバー工法」は、解体作業が不要なため、

工期が短く費用も比較的安価に抑えられます。傷や汚れが目立つ階段も、まるで新品のように生まれ変わります。

色やデザインのバリエーションも豊富なので、手軽にインテリアのイメージチェンジが可能です。

 

3-3. 【費用:10万円~】階段下を有効活用!収納やワークスペースの新設

デッドスペースになりがちな階段下は、リフォームで価値ある空間に生まれ変わります。

費用相場: 10万円~50万円以上
工期目安: 2日~1週間程度

階段下の壁をくり抜いて、収納棚や扉付きのクローゼット、本棚などを造作するリフォームです。

奥行きを活かした引き出し収納も人気があります。さらに、カウンターを設置してコンパクトなワークスペースや家事コーナーにしたり、

配管が可能であればトイレを増設したりすることもできます。収納するものや使い方に合わせて自由に設計できるのが魅力です。

3-4. 【費用:50万円~】階段の架け替え(勾配の緩和など)

「今の階段は急すぎて怖い」という根本的な問題を解決するための、本格的なリフォームです。

費用相場: 50万円~150万円程度
工期目安: 1週間~2週間

既存の階段を一度すべて解体し、新しい階段を設置し直す工事です。勾配を緩やかにしたり、踏み板の奥行きを広くしたりすることで、

安全性と快適性を飛躍的に向上させられます。ただし、解体や構造補強が必要になるため費用は高額になり、

建築基準法で定められた階段の寸法(蹴上げの高さ23cm以下、踏面の奥行き15cm以上など)を遵守する必要があります。

3-5. 【費用:150万円~】階段の位置・向きの変更

間取り全体を見直し、住まいの機能性を根本から改善する大規模なリフォームです。

費用相場: 150万円~300万円以上
工期目安: 2週間~1か月以上

廊下にあった階段をリビング内に移動させて「リビング階段」にするなど、階段の位置や向き自体を変更します。

家事動線がスムーズになったり、家族のコミュニケーションが活性化したりと、生活に劇的な変化をもたらします。

一方で、床や壁の大規模な解体・補強が伴うため、費用は最も高額になります。

構造計算や建築確認申請といった専門的な手続きが必須となるため、実績豊富なリフォーム会社への相談が不可欠です。

 

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