①リフォームする前に押さえたい7つの基本
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目次
リフォームで夢の空間を叶える!
長年、住み続けてきたマンションや一戸建ての住宅。
でも、時が経つにつれて生活スタイルの変化で部屋が不要になったり、
故障、老朽化など、メンテナンスが必要になる時がやってきますよね。
そのような時、建て替えに代わる選択肢として「リフォーム」が脚光を浴びています。
一昔前と比べても、今は、トイレやバスルーム、キッチンなど、とても快適で機能性溢れるものに進化しています。
「もっと早くリフォームすればよかった!」と思われる方も多いようです。
とはいえ「リフォームって何から始めていいのかわからない」「ローンはどうするの?」
「失敗したという話をよく聞く…」なんて不安もいっぱいですよね?
そこで今回は、リフォームについて押さえておきたい「7つの基本」についてご紹介していきます!
1記事が長~くなってしまいますので、2記事に分けてご紹介していきます✈
こんな悩みはリフォームで解決!
家に関する悩み事は尽きないものです。
● 雨漏りの原因になっている外壁
● 地震の際に不安な重い瓦屋根
● もっと活用できそうな荒れた庭
● 冬は凍えるほど寒いバスルーム
● 落書きやシミだらけの壁紙
挙げればキリがありません。しかし、ここに挙げた悩みは全てリフォームで解決できるのです。
しかも、まるで新築のように生まれ変わらせることができます。
建て替えるよりも簡単に、しかも低予算で悩みを解決できるリフォームは、今、多くの人に選ばれています。
耐震性アップで安心な住まいに
相次ぐ大地震に、家の耐震性に不安を持つ人も多いと思います。
家の耐震性は、1981年6月に改正されており、2000年には建築基準法の改正に伴って、
耐震性の向上に関する内容も盛り込まれました。
しかし、必ずしも大地震で家が倒壊しないとは限らないのです。
その理由は、家の耐震性が、家の形や地盤など色々な条件によって決まるからです。
建築した年に関係なく、耐震性をアップする必要がある家も存在します。
そこで、注目されているのがリフォームによる耐震性アップです。
大規模な耐震リフォーム以外にも、土台部分のみ、柱の補修のみ、筋交いの交換など、
部分的な耐震補強をするだけで耐震性は変わってきます。
基本1. 住宅をリフォームするタイミング
ここからは、リフォームの7つの基本についてお伝えしていきます。
最初の基本は、住宅をリフォームするタイミングについてです。
リフォームに踏み切って良いのか悩んでいる方は、次のようなタイミングが訪れた時にリフォームを検討してみましょう。
より快適な空間にしたい時
今、住んでいる家に大きな不満がある時、快適な空間にしたいと思った時は、
リフォームを検討し始めるタイミングといえます。 快適な空間へリフォームをすることは、決して贅沢ではなく、
家をもっと長持ちさせる為の秘訣と捉えましょう。家の故障部分や不満をそのままにしておくと、
後でさらに費用がかかる大幅リフォームが必要になる場合もあるからです。
生活スタイルが変わった時
生活スタイルの変化があった時も、リフォームのタイミングです。
● お子さんが独立した時
● 二世帯住宅を検討し始めた時
● バリアフリーにしたい時
生活スタイルの変化は、ある程度先まで読むことができます。
ポイントは、最初のリフォームをする際に、少し先まで見据えてリフォームをすること。
数年後に追加でリフォームをしなくて済むようになります。
もっと長く住める家にしたい時
何世代にもわたり、家を大切にしていきたいと思った時もリフォームのタイミングです。
特に地震の多い日本だからこそ、耐震性や家全体のバランス、家の強度は重要となります。
窓が多い家、1階が店舗やガレージなどになっている家は、耐震リフォームをするとより長く住める家にすることができますよ。
家の断熱性も大切です。年老いた時に、温度差による健康へのリスクが高くならないように、
断熱性能をあげるリフォームもおすすめです。
老朽化や故障を直したい時
歩くたびに軋む床、ボロボロで黄ばんだ壁、油汚れや頑固なカビの目立つキッチンなど、直したい所は、年が経つごとに増えていきます。
一戸建てやマンションでも、必ず家というのはメンテナンスが必要となります。
そのメンテナンスの時期は、傷んだ家が教えてくれます。
ひどくなって、大規模なメンテナンスが必要になる前に、ベストタイミングでリフォームをすることが大切です。
基本2. リフォーム費用の相場
リフォーム費用についても、押さえておきたい基本です。リフォーム費用は、場所や程度によって金額はかなり違ってきます。
リフォーム費用以外の諸費用については、業者や工事内容によっても違うので、見積もりの際にしっかり確認しておきましょう。
ここでは、諸費用を除いたおおまかなリフォームの相場をご紹介します。
キッチン・浴室・トイレ・洗面所
水回りのリフォームの中心的な相場は次のようになっています。
● キッチン・・・50〜150万
● 浴室・・・50〜150万
● トイレ・・・20〜50万
● 洗面所・・・20〜50万
中には、数万円のプチリフォームをしただけで、悩みが解決した!という方もいるので、まずは一度、相談してみると良いですね。
リビング・玄関・寝室・和室
続いて、リビングや玄関、寝室、和室のリフォーム相場です。
● リビング・・・100〜150万
● 玄関・・・20〜80万
● 寝室・・・5〜100万
● 和室・・・5〜100万
リフォームの範囲によってかなり差が出るのが、玄関やリビングなどです。
特にリビングは長く過ごす部屋だからこそ、大幅にリフォームする人が多いのかもしれません。
廊下・収納・床
最後に、廊下や収納、床のリフォームの相場をチェックしてみましょう。
● 廊下・・・20〜50万
● 収納・・・3〜40万
● 床・・・1〜15万
こちらも、広さによって価格は大きく変わってきますが、床の張り替えや、
収納を増やすといったリフォームなら、比較的低価格で行えます。
基本3. リフォームローンの選び方や金利は?
リフォームをする際に利用できる「リフォームローン」はご存知ですか?
ここでは、リフォームローンの基本についてご紹介します。
選び方
リフォームローンは、銀行などが、住宅をリフォームする時のために提供しているローンのこと。
住宅ローンに比べると無担保タイプが多く、カードローンなどと比べて低金利で借り入れできる点が特徴です。
審査も住宅ローンよりも緩く、融資額は50〜500万円程度です。
リフォームローンを選ぶ際には、3つのポイントをチェックしましょう。
● 限度額(いくらまで借りられるのか)
● 借入期間(いつまでに返す必要があるのか)
● 金利タイプ(固定金利なのか変動金利なのか)
今の状況、借入したい金額、返済予定、今の年齢などを踏まえて、各社3つのチェックポイントを比較しながら検討してみてください。
ちなみに、リフォームローンの他にも、住宅ローンやリバースモーゲージ、カードローンといったローンがあります。
ですが、リフォームのように借入期間10年未満、500万円程度までが多い場合、
まずはリフォームローンを検討してみるのがオススメです。
金利
リフォームローンの金利とは、借り入れた金額に対してかかる利子のこと。
住宅ローンの金利相場は0.5〜2.5%であるのに対して、リフォームローンの相場は2.5〜4.5%と、
無担保の分、金利は高めになります。
金利は毎月見直される可能性があり、相場が読みづらくなっています。
ネットバンキングや都市銀行、地方銀行などは、比較的金利が低い傾向にあるようです。
リフォームローン減税
リフォーム減税とは、一定の条件をクリアした時に、5つの税金について、税金を減らしたり、優遇措置を受けることができる制度です。
お得にリフォームするために、ぜひ押さえておきたいポイントです。
対象となる税金はこちら。
● 所得税
● 固定資産税
● 贈与税
● 登録免許税
● 不動産取得税
税金により、優遇内容が違います。また、減税を受ける為には、条件があります。
その対象となるリフォームは、こちらの5つです。
● バリアフリーリフォーム
● 省エネリフォーム
● 同居対応リフォーム
● 耐震リフォーム
● 長期優良住宅化リフォーム
優遇を受ける税金の種類によっても、リフォームの際に満たすべき要件は変わってきます。
前もってリフォーム減税について確認しておけば、条件を満たしやすいリフォームにすることが出来ます。
必ず、リフォーム会社の人に確認しておきましょう!
では続きは次の記事にてご紹介いたしますね(^^)/
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