Part①内窓リフォーム「インプラス」で夏も冬も快適に!
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今回は【LIXILの内窓「インプラス」断熱で夏も冬も快適に!特長やメリットとは?】をお伝えします。
窓リフォームの1つに「内窓の取付け」という方法がございます。
LIXILのインプラスは“既存の窓に追加で取り付ける内窓”です。
内窓は北海道や東北地方など寒い地域で主に設置されてきました。
しかし近年、断熱効果や気密性という視点から温暖な地域での設置も増えてきています。
今回はLIXILの「インプラス」の特長やオススメポイント、メリットなどお話させて頂きますね✨
長くなるので次回とに分けて紹介します!!
目次
1.断熱効果が抜群!
夏は涼しく冬は暖かい
夏の暑い時期になりますと、窓からジワジワ~と外の暑い熱が伝わってきてると感じることはありませんか?
冷房で涼しくした空気が窓から伝わった熱によって温められてしまい、
室内がなかなか涼しくならないこともありますよね💦
ここ最近の夏は、日によって40℃を超える地域もあるほど暑くなっています。
せっかく冷房で冷やした空気が窓からの熱によって奪われ、室内が暑くなってしまうと残念です😰
インプラスは断熱効果が抜群なので「室内の空気が逃げにくい」ため室内環境が安定します。
夏は室内の涼しい空気が逃げにくく、冬は室内の暖かい空気を逃がしません。
夏も冬も外からの熱気や冷気をシャットアウトしてくれるため室内が快適な空間になります!
熱の流入が大きい場所は「窓」
住宅に影響する熱の流入は外壁や屋根、床、窓などがあります。
外壁や屋根には断熱材が利用されていることが多く、熱の流入が10%前後で抑えられています。
では、どこからの割合が大きいかと言うと「窓」です。
開口部である「窓からの流入が60%~70%前後と大きな割合」を占めています。
内窓は短時間で施工可能な簡単リフォームで室内環境を大きく変化させることが可能です。
窓から伝わる熱や逃げていく暖かい空気の流れを簡単に防ぐことが出来ます!
2.断熱効果が生まれる理由とは?
既存の窓とインプラスの間に生まれる空気の層!
内窓が設置されると既存の窓との間に大きな空間が生まれます。
この空間にある「空気が断熱効果を発揮する大きな要因」となっています。
空気層はある一定の厚みに対して効果があり、空気が動きにくくなることで熱が伝わりにくくなっています。
この空気層が断熱材の役割になるため、室内外の熱の流入を防いでくれています。
既存の窓とインプラスの間の空気層により断熱効果を高めています!
熱伝導率の低い樹脂サッシを採用!
インプラスのサッシは樹脂製のものが採用されています。
樹脂というのはアルミに比べて熱伝導率が約1/1000と大変断熱効果に優れた素材ということをご存じでしたか?
外気温の影響を受けにくい「樹脂サッシだからこそ快適な室内環境が実現」します。
現状がアルミサッシであっても、そこに樹脂サッシを追加で取付けることが出来ます。
熱伝導率が大幅に減少することでサッシに熱が蓄積しにくく、室内への影響を少なくしてくれています。
樹脂サッシを取付けると室内に熱が伝わりにくいので室内環境が安定します!
樹脂サッシ普及率7%?まだまだ普及が進んでいない💦
実は世界的に見て日本の樹脂サッシ普及率は大幅に遅れています。
欧米では7割近く普及が進んでおり、そのきっかけは1970年のオイルショックでした。
日本はと言いますと、1960年代アルミ製サッシの登場から10年で一気に普及し、
そこから製品改良に力を注いできました。アルミサッシはアルミニウム合金でできたサッシで、
軽くて耐久性にすぐれ、加工がしやすいことから日本で普及してきました。
では、いつから樹脂サッシが注目されたのか。
1997年京都議定書、2015年パリ協定の地球温暖化対策の取り組みを求められたことです。
この出来事をきっかけに省エネ活動として窓の断熱が促進されました。
その中で注目されているのが「遮熱断熱ガラス」と「樹脂サッシ窓」ですが、
まだまだ普及が進んでいないのが現状です。
樹脂サッシのメリットとデメリットとは?!
【メリット🤗】
①断熱性が高い
断熱性能が高いと「室内温度の安定」「省エネルギー」「光熱費の削減」という効果も同時に得ることが出来ます。
また、温度差によって引き起こされるヒートショックの対策にもなります。
②結露が生じにくくなる
サッシへ熱が伝わりにくいと室内側のサッシ周辺の空気も冷えにくいため、
結露の発生を軽減することが出来ます。
結露はカビやダニの発生の原因となります。発生を防ぐことで健康被害も防ぐことも可能となります。
③防音効果が高まる
とても気密性が高い製品になり、理由はその製法にあります。
樹脂サッシは1つ1つ工場で溶接して接合しているため隙間が生まれません。
ちなみにアルミサッシは縦枠に上枠下枠をビスで組み立てるため隙間がどうしても生まれてしまいます。
接合部分に全く隙間が無く高気密なので、隙間から漏れる音が少なくなります。
【デメリット😓】
①アルミサッシに比べて重い
樹脂サッシで利用されている素材は上下水道や雨樋などでも採用されている「ポリ塩化ビニル樹脂」です。
耐久性の高い素材ですが、アルミに比べると強度が弱いため、厚みを出すことで強度を高めています。
ですから、開閉時に重い・開け閉めしにくいと感じる傾向にあります。
しかし、近年は厚みを抑えたもの出てきていますので、
このデメリットについては少しずつ解消されてきています。
②価格が高い
アルミサッシの普及が進んでいる日本において、歴史が浅い樹脂サッシはまだ価格帯は高いものが多いです。
普通のアルミサッシの約2倍と高額になります。高性能な反面どうしても予算も上がってしまうのが今の現状です。
樹脂サッシは劣化しやすい?!
樹脂と聞きますと、洗濯ばさみやお弁当箱などのプラスチック製品を
思い浮かべる方もいらっしゃるのでないでしょうか。紫外線に弱くボロボロになったり、変色したり、
変形したりなどの印象を持たれていませんか?樹脂サッシに採用されているプラスチックは
「ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)」といい、水道管などに利用されている素材です。
この素材は紫外線の影響を受けて変色する性質があります。
ですので、各メーカー様がアクリル樹脂で保護するという方法で対策しています。
「劣化しやすい」というのは、あくまで「アルミと比べて」という話です。
皆さんがご想像されているプラスチックより大変耐久性の高い素材です。とは言え、
もちろん劣化が全くない訳はなく、時間と共に少しずつ劣化していきます。
ではどれくらいが目安かと言いますと、使われ方や設置されている環境によって異なりますが「約20年」です。
樹脂サッシはアルミサッシより熱伝導率が低いですから、冬の寒さや夏の暑さの影響を軽減してくれます!
いかがでしたでしょうか?
続きは次回の記事に書きます✍
ここまでお読みいただきありがとうございます🌺
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