日々の疲れを癒してくれるバスタイム。
ですが、入浴剤を使って、疲労回復したいという方は多いのではないでしょうか。
しかし、入浴剤のラベルにある注意書きを見て「家のお風呂で使っていいの?」と
気になったことはありませんか?
そこで今回は、入浴剤をユニットバスで使っても問題ないのかを
プロの方の意見をもとにご紹介していきます。
目次
住宅設備メーカーの意見
「透明度の高い入浴剤なら可」
入浴剤の成分によっては、浴槽が変色したり、パッキンを傷めたり、漏水を起こしたりする原因になる場合があります。
入浴剤のほとんどはユニットバスで使用できますが、注意が必要なものも…。
トラブルを避けるためには、浴槽の底が見えるくらい透明感のある入浴剤を選びましょう。
濃い色だと、浴槽の素材によっては色残りの原因になります。
入浴後はすぐに浴槽内を洗い、配管や風呂釜も定期的に洗浄するのが望ましいでしょう。
また、追い焚きやジェットバス機能を使う際は、給湯器に悪影響を与えるため、入浴剤は使わないようにしましょう。
特に避けたい入浴剤は、硫黄系・炭酸系・アルカリ系・白濁系のものです。
特に硫黄は、給湯器に使われる銅と化学反応を起こし、腐食を進めてしまいます。
また、白濁系の入浴剤は沈殿した成分が給湯器に入り込み、
部品を壊したり膜を張って感度を落としたりするため、避けた方が無難です。